論文募集

組込みシステムシンポジウム(ESS2012)
Embedded Systems Symposium 2012

日程:2012年10月16日(火)〜19日(金)

  • アブストラクト締切 :2012年6月25日(月)⇒ 6月28日(木)に延長
  • 投稿締切      :2012年6月21日(木)⇒ 7月 5日(木)に延長

Web: http://www.sigemb.jp/ESS/2012/

会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(http://nyc.niye.go.jp/

主催:情報処理学会 組込みシステム研究会

協賛(予定):
情報処理学会ソフトウェア工学研究会
情報処理学会計算機アーキテクチャ研究会
情報処理学会ユビキタスコンピューティングシステム研究会
情報処理学会システムLSI設計技術研究会
情報処理学会システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会
電子情報通信学会
日本ソフトウェア科学会
システム制御情報学会
情報サービス産業協会
日本科学技術連盟
組込みシステム技術協会
UMLモデリング推進協議会
教育システム情報学会
プロジェクトマネジメント学会
組込みシステム産業振興機構

開催の趣旨

2011年の未曾有の震災の後,復興支援とともに,今後起こりうる災害や,さまざ
まな事故,事件に対して堅牢な生活環境を実現するためには,我々の周囲の機器,
設備,環境を知的なものに発展させる必要があります.それらを有機的に結びつけ
て実現する,未来のスマートシティの構想がさまざまな形で提案されています.こ
のような環境の実現には,組込み技術は不可欠であり,期待が寄せられています.
 組込みシステムは,産業機器・通信端末・家電機器・自動車など多種多様な製品
として人々の社会生活を支える重要な構成要素となっています.近年,社会基盤へ
の組込みシステムがますます浸透していくに従い,高い安全性と,エネルギー有効
利用などの環境への配慮が求められるようになってきています.このためには,組
込みシステムに関するソフトウェアからハードウェア,基盤からアプリケーション
など多次元で幅広い技術を,新たな視点で融合していくことが求められています.
ESS2012では研究論文,システム開発論文,実践経験報告,ポスター展示,パネル
ディスカッション,ワークショップ等を通じて,領域を超えた産学の技術者・実務
者間の有益な情報交流の場を提供したいと考えています.また,今年度もESSロボッ
トチャレンジとして開発コンテストを開催し,学生から若手を対象とした組込みシ
ステム技術者育成と,組込みシステム開発の実践による「ものづくり」の場を提供
いたします.
 組込みシステム研究会は,組込みシステム技術および組込みソフトウェア技術に
関する研究の活性化を目的として,2006年4月に結成されました.既に,2012年3月
までに24回の研究会を開催し,2008年,2009年,2010年,2011年の10月には組込み
システムシンポジウム(ESS2008,ESS2009,ESS2010,ESS2011)を国立オリンピック
青少年記念センターで開催するなど,組込みシステム全般に関する幅広い領域の研
究者・実務者に対して交流の場を提供してまいりました. これまでの組込みシス
テムシンポジウムでの経験と組込みシステム全体に対する社会的要望の高まりを踏
まえ,2012年度も組込みシステム研究会として,組込みシステムシンポジウムを開
催したいと考えております.

募集テーマ

組込みシステムに関する次のテーマを募集します.

○ハードウェア
アーキテクチャ,組込みプロセッサ,DSP,専用ハードウェア,
リコンフィギュラブル,低消費エネルギー技術,EDA 技術,
協調設計・検証,高信頼システム技術(ディペンダビリティ),
システム開発環境,モデリング,品質,検証,テスト,性能評価

○ソフトウェア 要求定義・分析手法,開発プロセス,設計手法,開発環境,
ツール,プロダクトライン,モデル検査,モデリング,
品質,検証,テスト,デバッグ手法・ツール,性能評価,
セキュリティ,リアルタイムOS,ミドルウェア,ネットワーク,
通信,分散システム,プログラミング言語,コンパイラ,
高信頼システム技術(ディペンダビリティ)

○アプリケーション
ユーザインタフェース,ユーザビリティ,メディア処理・認識,
モバイルシステム,自動車,ITS,OA 機器,情報家電,携帯電話,
ユビキタスシステム,CPS (Cyber-Physical Systems),新しい応用分野,など

○教育/開発事例/その他
教育,技術者養成,スキル標準,産官学連携,
プロジェクトマネジメント,開発事例,
組込みシステムのイノベーションに向けた技術,
組込みシステム技術のパラダイムシフト,など

募集論文

研究論文,実践報告の2つのカテゴリで募集します.いずれの論文もプログラム委員
により査読し,プログラム委員会で採否を決定します.

○研究論文 Research Paper
 基礎研究,実用研究,理論研究などの研究成果を発表するものです.学術的な観点
からの新規性・有用性が重視されます.8ページ以内でまとめてください.

○実践報告 Best-practice Report
 既存技術の応用や実践適用, システム開発において得られた知見や工夫した点など
を整理して発表するものです.システム等を実際に開発していること,実用的・実務的
な有用性が求められます.企業における様々な実践経験などの発表も是非,ご検討
ください.8ページ以内でまとめてください.

※)
 新規性:論文の内容が関連研究と比較して新しい内容を含んでいること.
 有用性:論文の内容が学術や産業の発展に役立つものであること.

※)
 研究論文,実践報告の投稿は未発表のものに限り,二重投稿は禁止します.また,
査読のない研究会等で既発表の場合,研究会報告と同一の原稿は受け付けません.
口頭発表でのコメントやその後の知見を加味して改訂したものを投稿してください.

※)
 投稿論文の採録判定に際して,ページ数を少なくすることを求める場合があります.

※)
 アイデア提案,研究の中間報告,学生による研究等の速報性を重視したセッション
を設ける可能性があります.

採録された研究論文,実践報告,は本シンポジウムの論文集に掲載します.

研究論文,実践報告について,それぞれ優秀論文賞,奨励賞を設ける予定です.
ただし各賞は「該当論文なし」となる場合があります.

本シンポジウムテーマに関わる情報処理学会論文誌特集号を企画する予定です.

ポスター展示

取り組み中の研究,社内での活動状況,開発したツール,開発中の製品などを紹介する
ものです.開催期間中にポスターを展示(デモも可能)し,参加者と議論します.今年
はポスター展示会場を広げ,多くの学生,企業の方に参加できるようにしました.プレ
ゼンテーション能力,コミュニケーション能力向上の機会にもなるかと考えます.
なお,商業的な製品紹介を行う場ではありません.

200字程度でまとめた展示の概要をお送りください.ポスター展示委員会にて採否を
決定いたします.

投稿方法

○研究論文,実践報告

投稿申請:2012年6月25日(月)⇒ 2012年6月28日(木)までに延長
論文投稿を予定されている方は論文タイトル,論文カテゴリ,著者名(ご所属, 連絡先含む),
300字程度のアブストラクトをまとめ,以下のURLより事前の投稿申請をお願いします.
https://www.ipsj.or.jp/02moshikomi/event/event-ess2012-toukou.html

論文投稿:2012年6月21日(木)⇒ 2012年7月5日(木)までに延長
情報処理学会論文誌原稿形式に準拠した形式で原稿を作成し,


宛にPDF形式でご投稿ください.投稿メールには,以下の形式からなる「投稿シート」を
プレインテキストでお送りください.

---------------------------------------------
投稿カテゴリ:(研究論文,実践報告のいずれか)
論文タイトル:
キーワード:(募集テーマ欄から3ないし4個を選択)
連絡先代表者名と所属:
連絡先(電子メールとFAX番号):
筆頭著者が学生の場合,その旨を明記
---------------------------------------------

○ポスター展示
2012年9月14日(金)までに, 以下のURLより投稿をお願いします.
https://www.ipsj.or.jp/02moshikomi/event/event-ess2012-toukou-p.html

採否通知から原稿〆切まで,あまり日数がない点,ご了承ください. ポスターの最終原稿のフォーマットは以下のものをご利用いただき, ページ数は最大2ページまでとさせていただきます.  http://www.sigemb.jp/ESS/2012/style.html

主要日程

○研究論文,実践報告

  • アブストラクト締切 :2012年6月25日(月)⇒ 6月28日(木)に延長
  • 投稿締切      :2012年6月21日(木)⇒ 7月 5日(木)に延長
  • 採否通知       :2012年8月28日(火)
  • 最終原稿提出     :2012年9月18日(火) → 2012年9月24日(月)に延長

○ポスター展示

  • 投稿締切     : 2012年9月 7日(金)→ 2012年9月14日(金) に延長
  • 採否通知     :2012年9月18日(火)
  • 最終原稿提出   :2012年9月24日(月)
※ポスター,必要な展示物はシンポジウム当日に持参してください.

ESSロボットチャレンジ

今年は若干趣向を変えて飛行船の自動航法制御システムの開発を題材としたコン
テストを実施します.
チャレンジ期間は5月〜10月です.ESS2012の会期中にワークショップとミニ飛
行競技会を開催します.
詳細は以下のリンクをご参照ください.
http://www.sigemb.jp/rc/2012/index.html

交通費補助

ESS2012では、地方からの参加を支援するため、以下の交通費補助を行います。
原則申し込み順でお受けしますが、予算の関係で全ての方のご要望にお応えできない場合があります。

カテゴリA. 地方からの発表登壇者交通費補助

条件:地方に在住する研究会登録会員がESSに論文を投稿し採録され登壇発表する場合に、
登壇者1名分について補助

補助額: 
 A地区(東海道・上越・東北・長野新幹線を利用し参加できる区域):上限2万円
 B地区(航空機を利用して参加する区域:九州、四国、北海道、北陸):上限5万円

補助方法:原則、上記範囲内での往復としての実費支給とし、登壇発表者の交通費補助申請に
基づき支給する

カテゴリB. ESSロボットチャレンジへの交通費補助

条件:ESSロボットチャレンジに参加する地方の教育機関のチームに関して、そのチームに学生(学部生以下)が含まれる場合、2名分を上限として補助

補助額:
 A地区(東海道・上越・東北・長野新幹線を利用し参加できる区域):上限2万円
 B地区(航空機を利用して参加する区域:九州、四国、北海道、北陸):上限5万円

補助方法:原則、上記範囲内での往復としての実費支給をチームオーナーである教育機関の教官に
対し支給する

お問い合わせは、までお願いします。

運営組織

実行委員長     :枝廣 正人(名古屋大)
運営委員長     :中本幸一(兵庫県立大), 渡辺 晴美(東海大), 菅谷 みどり(横浜国立大)
プログラム委員長  :中條 拓伯(東京農工大),木村 啓二(早稲田大),福田 浩章(芝浦工大)
ESSRC 実行委員長  :紫合 治(東京電機大)
ESSRC 顧問     :二上 貴夫(東陽テクニカ)

問い合わせ先

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