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(sigemb-info 694) WWS2013参加募集
- To: sigemb-info@xxxxxxx
- From: Yuki Nakamoto <nakamoto@xxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Mon, 03 Dec 2012 16:51:03 +0900
ML参加の皆さまへ
複数受信されている方はご容赦くだい。
SIGSEからの依頼でご案内を送付します。
中本幸一
兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科
EMail:nakamoto@xxxxxxxxxxxxxxxx
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論文募集
ウィンターワークショップ2013・イン・那須
日程: 2013年1月24日(木) ~ 25日(金)
主催: 情報処理学会 ソフトウェア工学研究会
http://www.kishi.mgmt.waseda.ac.jp/wws2013/index.html
(近日公開)
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情報処理学会ソフトウェア工学研究会では、1997年より、テーマを
絞った集中的な議論の場として、ワークショップを毎年開催してお
ります。本年度は、下記のテーマを取り上げ、各分野に造詣の深い
討論リーダーのもと、それぞれの分野で、いま何をやるべきか、そ
のために解決すべき研究・技術課題は何か等を議論いたします。
皆様の積極的なご参加をお待ちしております!
実行委員長:野田夏子 (NEC)
【主要日程】
応募締切: 2012年12月18日(火)
採否通知: 2012年12月25日(火)
カメラレディ締切: 2012年12月28日(金)
【論文募集】
全体セッションと、討論中心のテーマ別セッションを設けます。
下記の中から参加希望のセッション(1つのみ)をご検討ください。
討論テーマ(詳細は末尾参照)
(1) 形式手法 --- 産官学の連携の強化を目指して ---
(2) 開発マネジメントにおける産学の問題共有と連携強化
(3) ソースコードと機能の対応関係を特定する技術
(4) 要求の責務
(5) サービス・クラウドがもたらすシステム開発パラダイムの変化
(6) ソフトウェア工学の共通問題
(7) モデリング、アジャイルとパターン
【応募方法】
論文をA4判2ページ以内で作成し、電子メールに添付して
wws2013 (at) list.waseda.jp 宛にご投稿ください。
論文のスタイルファイルは、近日中にホームページにて公開します。
(通常の研究発表会と類似したスタイルです。)
PDF化してお送りください。
応募の際には、以下のテンプレートに従って必要事項をメールにて
ご連絡下さい。
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To: wws2013 (at) list.waseda.jp ※ (at) を @ に置換て下さい
Subject: WWS2013 submission
(本文テンプレート)
・論文タイトル:
・氏名:
・性別:
・所属:
・E-mail:
・連絡先 (住所, 電話番号):
・参加希望のセッション:
・参加区分:研究会会員 / 学会会員 / 非会員 / 学生
・情報処理学会会員番号:
※参加区分が「研究会会員」、「学会会員」の場合のみご記入下さい
・請求書要否:
要(参加費と宿泊費の分割発行) / 要(一括発行) / 不要(当日現金払い)
・領収書の要否:
要(参加費と宿泊費の分割発行) / 要(一括発行) / 不要
・請求書・領収書の宛名:
・請求書の事前送付の要否:
要 / 不要 ※ 上記の連絡先宛に送付いたします。
・追加参加者:
※ 共著者の方が一緒にご参加される場合、各参加者について、
上記と同様の情報をお知らせ下さい。
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ご投稿いただいた論文は、討論リーダおよび実行委員長によって査
読されます。
本ワークショップおよび討論テーマの主旨に相応しくない投稿の場
合は、不採録となる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
【討論テーマ】
(1) 形式手法 --- 産官学の連携の強化を目指して ---
リーダ: 岡野 浩三 (大阪大学),
早水 公二 (フォーマルテック/産総研)
趣旨・概要:
モデル検査・モデル駆動型開発を始めとする形式手法は産業界でも
普及の時期を迎えている.一方で,学術的にも,応用的にも,実際
の開発過程への適用方法など課題も多い.とりわけ,大学・企業両
サイドでの形式手法技術教育の方法や技術支援の相談窓口について
関心が高まりつつある.産官学の理想的な連携のあり方の模索も必
要である.そこで本セッションでは,形式手法に関連する学術分野,
適用現場双方での取り組み,経験,教育実践などを採りあげ,形式
手法に関する産官学多くの場での関心を持つ者の情報共有の場とし
たい.形式手法適用事例の発表も歓迎する.
(2) 開発マネジメントにおける産学の問題共有と連携強化
リーダ: 戸田 航史 (福岡工業大学),
上野 秀剛 (奈良工業高等専門学校)
趣旨・概要:
1968年にNATO科学委員会主催で行われた「NATO Software
Engineering Conference」で指摘されたソフトウェア工学の問題の
多くは,未だ完全な解決には至っていない.また実務における課題
がめまぐるしく変化する現状では,実務者が直面する新旧様々な問
題を研究コミュニティが整理・共有することも重要である.問題を
整理し理解を深めていくことで,研究者は問題解決に必要な研究成
果の提案を,実務者は研究成果の実務への適用と,そこから得られ
た知見のフィードバックの発信を行う事で開発マネジメント分野の
さらなる発展が期待できる.
本セッションではソフトウェア開発マネジメントに関する話題を幅
広く募集する.立場によらない多様な議論を通して,実務者が直面
している問題と研究者の成果を共有するとともに,産学間コミュニ
ティの構築・発展を目指す.
(3) ソースコードと機能の対応関係を特定する技術
リーダ:石尾 隆 (阪大),
林 晋平(東工大)
趣旨・概要:
大規模なソフトウェアに対して適切な変更やテストを実施していく
ためには,ソフトウェアに対する要求や,開発者が変更したい機能
といった概念を実現するソースコードを特定する作業が不可欠であ
る.
このような作業を支援するための技術として,Concept Location,
Concern Location,Feature Location,Impact Analysis,
Traceability Recovery などの解析技術が提案されている.
本セッションでは,これら技術の開発における問題意識,手法の実
装や評価実験における技術的な課題について議論し,新技術を効果
的に開発する方法に関する知識を整理したい.
(4) 要求の責務
リーダ:妻木 俊彦 (国立情報学研究所)
趣旨・概要:
情報技術の急速な発展とともに,情報システムは我々の社会に様々
な利便性を提供してきたが,一方で,事務処理の効率性を支援する
単なる1機械から社会全体のインフラストラクチャの1つとなるに
したがって,情報の格差や非社会的行為の助長などといった新たな
歪や矛盾を現代社会にもたらしつつあるということも事実である.
こうした問題に対し,社会科学や人文科学側からの問題提起がなさ
れているにもかかわらず,当事者であるソフトウェア技術サイドか
らの提言はきわめて少ないというのが現実である.タブレットPCに
代表される情報機器のさらなる進化が進みつつあるなかで,情報シ
ステムのあるべき姿を模索するのも,社会と情報システムの接点に
ある要求工学の責務の1つである.
本ワークショップではこうした問題意識を共有するとともに新しい
時代におけるソフトウェア要求のあるべき姿について考える.
(5) サービス・クラウドがもたらすシステム開発パラダイムの変化
リーダ:中村 匡秀 (神戸大学)
(協力:電子情報通信学会・サービスコンピューティング時限研究
専門委員会※)
趣旨・概要:
様々な計算資源や情報がネットワークのどこかで管理され,ユーザ
は必要に応じてそれらを「サービス」として利用するという,クラ
ウドコンピューティングの考え方は,これまでのITシステムに大き
なパラダイムシフトをもたらした.クラウドがもたらす仮想マシン
基盤や,並列分散処理,ビッグデータ活用,数々のソフトウェアサ
ービス等は,実現可能なソフトウェアやサービスの質やバリエーシ
ョンを大きく広げるものである.
一方,クラウドサービスやクラウド基盤を活用したシステムを,い
かに効率よく,かつ,信頼性高く開発するかは体系的な議論が無く,
それぞれの開発組織が独自に模索している状態である.ソフトウェ
ア工学でもこうした最新のシステム開発には追従できておらず,サ
ービス・クラウドシステムの工学的な開発手法の体系化は,これか
らの大きな課題である.
そこで本セッションでは,「サービスやクラウドの導入によって生
じるシステム開発の変化」に焦点をあて,工学的な議論を行いたい.
こうした変化には,例えば,下記のようなものが考えられる.
・システムアーキテクチャ,開発プロセス,見積もり,開発計画
・ライフサイクル,要求獲得,設計,コーディング,テスト,運用,保守
・データベース設計,データ収集,データ管理,セキュリティ要件
・重視すべき品質,テスト項目,非機能要求
・デザインパターン,アーキテクチャパターン
なお本セッションは,クラウドコンピューティングにトピックを限
定するものではなく,従来から議論しているサービス指向,サービ
スコンピューティングの発表も幅広く受け付ける.
本セッションの企画には,電子情報通信学会・サービスコンピュー
ティング時限研究専門委員会※のご協力をいただいている.サービ
ス指向・クラウドに関する研究コミュニティを形成する場としても
活用いただきたい.※http://langrid2.nict.go.jp/sc/
(6) ソフトウェア工学の共通問題
リーダ:岸 知二 (早大)
趣旨・概要:
ソフトウェア工学の研究評価は難しいといわれている。過去のワー
クショップにおいて、こうした研究評価との関連において共通問題
の重要性が議論され、特にベンチマーク的な問題を具体的に設定す
る方向性が合意された。本セッションでは、共通問題について問題
の具体的な選定をするとともに、共通問題に関わる課題について多
面的に議論を行う。なおポジションペーパーは、共通問題の要件、
具体的な共通問題例の提案、共通問題と研究評価など、本セッショ
ンにかかわる様々なテーマを広く受け付ける。
(7) モデリング、アジャイルとパターン
リーダ:本橋 正成(合同会社カルチャーワークス/東京工業大学)、
鷲崎 弘宜(早稲田大学)
趣旨・概要:
建築の分野で始まったパターンおよびパターンランゲージは、その
汎用性からソフトウェア分野で応用されている。たとえば、オブジェ
クト指向やアジャイル開発、アーキテクチャにおけるノウハウの収
集と記述の基盤となった。現在、ビジネスや組織におけるモデリン
グ技術としても注目されるなど、さらなる発展が期待されている。
本セッションでは、パターン技術を根本としてアジャイル開発やモ
デリングなど幅広く議論を行いたい。
その他、詳細はホームページをご参照ください。
以上